株式会社ア・ラ・ゼウス様との共同企画、湯守田中屋新春特別企画「邦楽を楽しむ会」が
昨日開催されました。
東京藝大の学生さんから大学院生さんの演奏を間近にてご覧頂く企画でございます。
和ろうそくとキャンドルの薄明りの幻想的な中、長唄「晴天の鶴」筝曲「三つの断章」そして、
長唄「うつぼ猿」を紙芝居つきで演奏していただきました。
うつぼ猿は紙芝居付にて、
演奏してくださいました。
内容がわかりやすく、ぐいぐい引き込まれた演奏でございました。
「うつぼ猿」のお話
猿引の連れている見事な猿を見た大名は、自分の靱(うつぼ)に用いたいからその猿の皮をよこせと言う。猿引が断ると、ならば猿もろともお前も殺してやるとすごむ。 泣く泣く猿を殺すために猿引が杖を振り上げると、猿は芸の合図かと思い、一生懸命に「舟の艪を漕ぐ」仕草をする。不憫でならないと泣き崩れる猿引。それを見た大名は…。
無事に演奏が終わり、
出演者の皆様との懇談会の時に、ご覧頂いたお客様の中から、次回はいつですか?なんて声も頂き、
誠に嬉しい限りでございました。
是非また企画したいと存じております。