長年、フロントにて頑張ってくれていたI・Kさんが
一昨日亡くなってしまいました。45歳の若さです。
悔しいやら、寂しいやら、情けないやら、
発病してから1年8ヶ月、自分の残りの人生を知りながら、
それでも歯をくいしばって生きていたのです。
怖かっただろう、悔しかっただろう、痛かっただろう・・・。
そんな彼は、生前、
お客様に対して真摯に向き合う人でした。
ちょっとでも顔色の悪いお客様には「どうかなさられましたか?」と声をかけ、
機嫌の悪いお客様を笑顔にし、
心から謝る事ができる唯一のフロントマンでした。
彼が亡くなってしまった今日、
大きな失敗をし、お客様を怒らせてしまいました。
私は、彼を見習って、彼を思い出し、お詫びして参ります。
田中屋が大好きだと言ってくれていた彼を心に留め、
大きく成長することを誓います。
ありがとう。