昨年の夏に手伝いに来てくれた仲居さんが心配で、
一昨日宮城へ行ってまいりました。
その仲居さんは七ヶ浜というところに住んでおり、
水、ろうそく、その他もろもろに不自由しているということでしたので、
届けてきたのです。
聞くのと、見るのでは大違いで、
言葉にならないほどの衝撃を覚えて戻ってきました。
一瞬にして、
どうして、
このような惨状になるのでしょう・・・。
ほんとうにほんとうに辛い現実です。
「女将さん、女将さんこそ、がんばって!私たち働く所無くしてしまったから、
女将さんにがんばってもらって、手伝いにいかせてちょうだい!」って
逆に励まされてしまいました。
東北の人は強いです。
それから、
「昨日作ったんだよ。」って
蕗みそやら、くるみと小魚の田作りやらおみやげまで戴いてきたのです。
心遣いも忘れていないのですね・・・。すごい・・・です。
皆様もそうでしょうが、
あの日から心がふさがってしまって、どうしようもないもどかしさや、虚しさを感じて、
それでも、私たちは通常の生活が出来るんだから!ッて言い聞かせていませんでしたか。
その悲惨な場所に身をおいている方でさえ、笑顔を忘れていなかったのです。
私が忘れてしまっては、駄目ですよね。
「がんばれ!日本」
大きな力ではありませんが、微力ながら、長い長い長い道のり、ずぅっと応援しなければ、
そして、わたしたちも、支援できるような状態であり続けなければ!!!
七ヶ浜の惨状。