先日の茶道教室でのこと、
お軸が、
「三級浪高魚化龍」書かれており、
その意味は、
魚が滝を登ると龍になるという「登龍門」の伝説から来た禅語。
三級とは三段になった見事に高い滝で、中国の龍門山にある滝のこと。
中国の夏王朝を開いた禹(う)が黄河の治水をした際、上流の竜門山を三段に切り落としたため三段の瀑布ができ、これを「禹門(竜門)三級」と称し、毎年3月3日桃の花が開くころに多くの魚が黄河を上り竜門山下に群集し竜門三級を登り、登りきった魚は頭上に角が生え尾を昂げ、竜となって雲を起し天に昇るという。
だそうで、
塩原温泉にも、
竜化の滝という名所がございます。
今は通行止めでご覧いただけませんが、
今年の冬には開通するらしいのです。
早くご覧いただきたい素晴らしい滝でございます。
それにしても塩原には「竜」がつく名所が沢山ございます。
たずねてみてくださいませ。