今回は二十周年記念の会となり、
2月8日と2月25日の二回行われます。
緊張の一回目が無事に終わり、
お客様の笑顔が沢山見られ、
感極まって涙をこらえるのが必至でございました。
本当に感謝感謝でございます。
後に馬生師匠からも涙が出そうで必死にこらえたとお聞きし、
その言葉にまたも涙腺が緩んだ次第。
一言で二十回と申しますが、
この道のりには平坦なものばかりではなく、
険しい山道というのもありましたので、
わたくしはじめ、だれもが二十年続けられるとも思っておりませんでしたし、
そのようななかで、
満員御礼を頂戴でき、
本当に嬉しいです。
今回のみ、
長男にもひと肌脱いで頂きました。
東京藝術大学邦楽科の皆様に演奏を依頼し、
花を添えて頂いたという次第にございます。
感謝というのは言葉で言うのは大変簡単なことでございます。
ですので、
湯守田中屋をご贔屓くださるお客様はもちろんのこと、
どなたさまにも愛される旅館に育てて参ることが
私の使命と存じ、励んで参ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
湯守田中屋
女将
田中 志(ゆき)